« 理論と実験 | トップページ | 子供 »

ミリカンの実験のすごいところ

一般的なミリカンの実験の内容については、

ウィキペディア

で調べればよろしい。

 

この実験には、ある科学的に重要なことが含まれている。

それは、実験結果がある条件で外れてくるということである。

 

落下する油滴のサイズが大きいときには、

電子の素電荷を決定することができるが、

落下する油滴のサイズが極めて小さい場合には、

電子の素電荷が極めて大きく見積もられてしまうということである。

 

この原因は、ストークスの法則が成り立たなくなることに由来する。

であれば、ストークスの法則が成立する範囲内で実験を行えば良いではないか?

ところが偉人ミリカンは違う、

ストークスの法則を修正すれば良いのだ、

と。

 

そして、見事に電子の素電荷を決定せしめるのである。

 

随分、端折ったが、

そういう態度こそ、科学に必要だと思わんかね?

 
 

ということを、とうとうと話したことがある。

これに対しほとんどは

さすがですね、勉強してますね

という。

しかし、ある一人は違った。

それって、シュポルスキーの原子物理学1の冒頭じゃないですか…

そいつは、とりあえず立派だと思った。

 

おしまい

« 理論と実験 | トップページ | 子供 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 理論と実験 | トップページ | 子供 »